作詞

suno ai

【ゴッホの耳とリボルバー】両翼をいだく 両性具有のかたわれは 欠損をして 帳尻をあわす 運もてぬ 片翼のみの ぶれる 軸をまわし 罪に罰の割り振りの 合理を科す

両翼をいだく 両性具有のかたわれは欠損をして 帳尻をあわす運もてぬ 片翼のみのぶれる 軸をまわし罪に罰の割り振りの 合理を科す等価交換の原理原則法のおきてと 変容す星月夜まさか そなたが心変わりをなさるとは 知らなかった糸杉に 誘われて戻ら...
suno ai

【おもいだせないひはないことにひとしい】 思い出せないひびはなかったことに等しい

おもいだせないひはないことにひとしい思い出せないひびはなかったことに等しいひのさすほうを向くひまわりのように日のひかりがほうしゃしはるかかなたのちへいのおおぞらのスクリーンさいかいはきっとあると再び巡りあえる時を待っているわけなどないが思い...
suno ai

【瓢ねん図】~ヒョウタンを持った男とナマズの 取り込むか取り込まれるかの せめぎ合う姿の戯画 ひょうたんにまねき入れたる矛盾

遠く山河を望み近く水辺の沼地を配した山水にヒョウタンを持った男とナマズの取り込むか取り込まれるかのせめぎ合う姿の戯画ひょうたんにまねき入れたる矛盾は解決することの無意味とあきらめることのいさぎよさねんにはねんがいってこの時代ねんは鮎で鯰にい...
suno ai

【雪舟 幻の春夏秋冬山水図】~四季の巡りの分水嶺 季節の余情を開く自然 冬至をいまだ冬に至らん 秋の夕暮れ もの思うこと ものおもい

南宋の山水画に習い画仙の左隅に地を配し余白ありては無限観あり四季の巡りの分水嶺季節の余情を開く自然冬至をいまだ冬に至らん秋の夕暮れもの思うことものおもい月日の立つ瀬は早く過行くものあれども休日の面影が浮かびし心残りの忘れ形見忘れ形見の貝合わ...
suno ai

【重ね色目~スーラの「ポーズする女たち」】いろごのみはこうしょくの いろめをみきわめる はいさいび

いろごのみはこうしょくのいろめをみきわめる「かさねいろめ」あるがままの姿を見せているようで実はあるようで ないことないようで あることむさくいのさくいスーラの「ポーズする女たち」「グランドジャット島の休日の午後」の絵がアトリエの部屋の壁面に飾られ「ポーズする女たちが描かれた絵の画面の左側を占めている女たちはグランドジャット島の絵の中の公園から今アトリエ部屋に抜け出してきた人物のよう横顔を見せて足を組む女正面を見すえて 手を組むしぐさの女後ろ姿を見せて背中が語る女三人の女がかくしもっているこころは「誘惑」ポーズする「ひとり」の姿からさみしい さびしい わびしい気持ちの揺らぎのこころがときめきにさそうこころのなぐさめを求める 心細い心が みたされずものさびしい こころがひっそりとして ものさびしいこころがひっそりとして ものがなしいこころがみちたりないひとりぼっち ぼっち ぼっちふたりぼっち ぼっち ぼっちみんなぼっち ぼっち ぼっちいないいない ぼっち ぼっちこえいしょうぜんサムシング サムワン サムウエアスタンドアロン
suno ai

【霊界通信】~尋ね人~告知します 今日からむこう一年間 この馬車道の停車場で 音信不通の尋ね人 伝言板

誰か知りませんか知らないあなたに尋ねてみる誰かがきっとしっている誰かがきっとまっている誰かが そうあなたのゆう その誰かが告知します今日からむこう一年間この馬車道の停車場で音信不通の尋ね人 伝言板いづれこのかたあのよのかたこの世に残しは形見...
suno ai

【いのちのおむすび】~命は全てを知っている この両の手に 持って生まれた左手の運が 持たれて育った右の手に運ばれ 合掌の手を合わす命のお結び

命は全てを知っているこの両の手に持って生まれた左手の運が持たれて育った右の手に運ばれ合掌の手を合わす命のお結びうつつに空蝉の遠く羽根の震える羽音を空耳が空芯の空心に聞き耳立てさせる北海北回りの地球岬の沖合にトドの群れが起こす三角波がうまれ高...
suno ai

【我マリアを拝する】~うつつに空蟬の遠く 羽根の震える羽音を 空耳が空芯の空心に 聞き耳立てさせる

命は全てを知っているこの両の手に持って生まれた左手の運が持たれて育った右の手に合掌の手を合わす命のお結びうつつに空蟬の遠く羽根の震える羽音を空耳が空芯の空心に聞き耳立てさせる北海北回りの地球岬の沖合にトドの群れが起こす三角波がうまれ高い音の...
suno ai

【易経】~道は一を生じ 一は二を生じ 三は万物を生ず 万物は陰を負いて陽を抱き ちゅうきは以って和をなす 動から陽を生じ 静から陰を生じ 陰陽が抱き合い 両義が生まれ 両義は四象を生じ 四象はさらに八卦となる

道は一を生じ一は二を生じ三は万物を生ず万物は陰を負いて陽を抱きちゅうきは以って和をなす動から陽を生じ 静から陰を生じ陰陽が抱き合い 両義が生まれ両義は四象を生じ 四象はさらに八卦となる八卦はそれぞれ天地雷風水火山沢を象徴しこの八種の物質が自...
suno ai

【古郷】~見上げる空のかなた 雲のまにまに見える 高原に吹く風に 揺れる一夜花

見上げる空のかなた雲のまにまに見える高原に吹く風に揺れる一夜花見下ろす北の大地広がる 琵琶の湖伊吹おろしに光る湖面のさざ波見渡す限りの空遠く続く山なみはるか地平とめぐり逢ういにしえに続く道たどる巡礼街道北国街道脇往還先人に出会う旅故郷に山河...
suno ai

【ポプラの木】~第六章 伊吹山登山③まだ明るい日没前だったが登山口から樹林帯に入ると山間の深い木々の茂みの影が足元を暗くした。すぐ段差のある傾斜の坂道が続いた。

まだ明るい日没前だったが登山口から樹林帯に入ると山間の深い木々の茂みの影が足元を暗くした。すぐ段差のある傾斜の坂道が続いた。パーティのみんなは一歩一歩足元に集中して足の裏全体に体重を掛けおしりの力を利用して膝を上げて登った。二合目あたりで日...
suno ai

【ポプラの木】~第六章 伊吹山登山②志賀先生から伊吹山に関して話があった。作家深田久弥氏の「日本百名山」の初版本が来年出版予定で、伊吹山が本編の八十九番目に紹介されています。巻頭の言葉に「百の頂に百の喜びあり」とあり「百の頂があれば百の喜びあり」

暫くして参加者全員が集合したので、志賀先生から伊吹山に関して話があった。作家深田久弥氏の「日本百名山」の初版本が来年出版予定で、伊吹山が本編の八十九番目に紹介されています。巻頭の言葉に「百の頂に百の喜びあり」とあり「百の頂があれば百の喜びあ...
suno ai

【ポプラの木】~第六章_伊吹山登山①斎藤信哉に志賀先生の登山メモが届いた。 斎藤信哉くんへ 伊吹山登山は夏休みに入った最初の週の土日を予定していますが、丁度台風八号(アグネス)が七月十八日から北上し二十三日で熱帯低気圧になり、次の台風発生までは一週間が予測されていたので七月二十七日二十八日二日間での夜間登山を計画しました。

斎藤信哉に志賀先生の登山メモが届いた。斎藤信哉くんへ伊吹山登山は夏休みに入った最初の週の土日を予定していますが、丁度台風八号(アグネス)が七月十八日から北上し二十三日で熱帯低気圧になり、次の台風発生までは一週間が予測されていたので七月二十七...
suno ai

【ポプラの木】~第五章 夏中さん③茂雄の持ち込んだ新聞に事件の事が掲載されていた。新聞によると (ぺテン師が「レントゲンガラス」

茂雄の持ち込んだ新聞に事件の事が掲載されていた。新聞によると (ぺテン師が「レントゲンガラス」「X線透視鏡」などと呼んで宣伝して、「骨が透けて見えるよ」などと言っては、お客に万華鏡のような筒箱の前後に曇りガラスを取り付けたスコープで、手のひ...
suno ai

【ポプラの木】~第五章 夏中さん②翌日豊国神社に直行すると神社の周辺に人だかりができ十重二十重と人垣ができていた。自然と大人の間に子供が覗き込んだ様子だった。

翌日豊国神社に直行すると神社の周辺に人だかりができ十重二十重と人垣ができていた。自然と大人の間に子供が覗き込んだ様子だった。丁度大人の後ろでうろうろしている次郎の姿を見つけると、「おい次郎」と声をかけた。「俊雄くんいたか」と聞くと「今ここに...