ARでエルモをかぶろう! 「セサミストリート」のアプリが配信開始

アメリカの人気子供向け番組「セサミストリート」を題材としたスマートフォン向けARアプリ「Sesame Street Yourself」がApp Storeでリリースされました。対応デバイスは、 iPhone XS、iPhone XS Max、iPhone XR。2019年モデルのiPadでも利用可能です。ダウンロードは無料で行えます。

ARKit 3の新機能を活用

「Sesame Street Yourself」は、主に3歳から5歳までの子供を想定して制作されたARアプリです。使用者は、スマートフォンのカメラに顔を認識させることで、アプリ内で「セサミストリート」の被り物を装着したり、キャラクター本人に変身したりできます。米メディアNext Realityによれば、背面カメラを使用し、クッキーモンスターがクッキーを焼く手助けなどもできるとのこと。

本アプリには、アップルのARプラットフォーム「ARKit 3」の新機能、マルチフェイストラッキングが活用されています。この機能によって「Sesame Street Yourself」は、カメラが複数の顔を同時認識し、それぞれに別の被り物を表示させトラッキングすることが可能としました。

「Sesame Street Yourself」について、同タイトルの制作スタジオWeyoの共同創業者Baz Palmer氏は以下のようにコメントしています。

我々は「ARKit 3」を単純に素晴らしい技術的ツールボックスと捉えました。我々は、この技術(ARKit)を使用して、どれほどの子供向けコンテンツを制作できるか、試してみたいと考えました。

ARKit 3の一部機能は実装を断念

「Sesame Street Yourself」には開発当初、「モーションキャプチャ」と「ヒューマン・オクルージョン」(いずれも「ARKit 3」の新機能)が導入される予定でした。しかし実装した場合、アプリの処理が重くなることから。最終的にオミットが決定されたたとのこと。Palmer氏と開発チームは現在、これらの機能を将来的に、アドオンとして追加することを検討しているそうです。

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(参考)Next Reality

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