SnapがAR利用に関する大規模調査を発表。ARはショッピング体験を“すでに”大きく変えている

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スマートフォン向けアプリ「Snapchat(スナップチャット)」を手がけるSnapは、ARを利用する消費者及び企業双方の大規模な意識調査を実施しました。調査レポートからは、消費者が企業の想定以上にARに期待をかけている様子や、ブランド作りへのAR活用方法が見えてきます。

レポートのタイトルは「Augmentality Shift」。調査はSnapと、グローバル・マーケティング・リサーチ会社のIpsosが共同で実施しました。16か国約25,000人の消費者、1,000以上のブランドにオンラインアンケートなどを行い、Snapとしては”これまでで最大のARに関する調査”だということです。
なお公開された内容は、主に米国市場に関するレポートとなっています(調査対象の消費者数1,580名、ブランド数214)。

AR利用は楽しみのため?

レポートはまず、「The Big Disconnect(大きな断絶)」という章から始まります。これは、消費者と企業がそれぞれARに期待する内容の差異を明らかにしたもの。例えばブランドの90%が「人々がARを利用する主な理由」としてゲームなどの楽しみ(fun)を挙げたのに対し、消費者でこの理由を選択したのは57%にとどまりました。

また消費者の84%がARを使った学習に興味を示したのに対し、ARで趣味やスキルの学習機会を提供しようと考える企業は、わずか27%という結果になっています。下のグラフからも分かるように、消費者は企業と比較して、より広範囲なAR利用に関心を抱いているようです。

消費体験を変えるAR

続く章では、ブランド認知からロイヤリティの向上まで、消費行動全般を通じたARの活用について調査結果を明らかにしています。例えば企業の90%は、「ARにより、消費者が簡単に試せる衣類や靴類の種類が広がった」と回答し、消費者の73%は「ARによってショッピングがより簡単になった」と回答しました。

また消費者の72%が「ARを使うとショッピングが新しいワクワクしたものになる」と答えており、ARが消費体験に変化をもたらしていることが分かります。

環境負荷低減や、インクルーシブなブランド作りへ

最後の第3章では真のブランド作りへの効果や、”AR for Good”について触れています。例えば消費者の83%、企業の78%が「ARトライオン(ARを使った試着等)で返品が減らせる」と考えており、これは商品の廃棄、すなわち環境負荷の低減にも繋がります。また企業の72%が「ARを使うと、誰もが商品やイベントにアクセス可能になる」と答えたように、店舗に赴けない消費者に対しても、アプローチの機会を作ることが可能です。

このレポートの全文はこちらからダウンロードできます。Snapは、これまでにも下記のように様々な調査レポートを公開しています。

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(参考)Snap

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