米小売大手のウォルマートが3,500店舗にAR導入、倉庫のピッキング作業を効率化

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買い物中に目当ての商品が棚に陳列されておらず、購入できなかったという経験は、誰しも身に覚えがあるかもしれません。実はその商品が、店のバックヤードでは在庫になっているとしたら、売り手にとっては販売機会の損失です。こうしたロスを防ぐべく、米小売大手のウォルマートは倉庫でのAR活用を開始しました。

ピックアップまでの時間が3分の1に

ウォルマートの店頭には通常12万種類ものアイテムが並び、各店舗ではおよそ1万5,000箱の在庫を倉庫に保管するといいます。しかし手厚い在庫にも関わらず、店頭への商品補充の遅れは課題となっていました。

今回ウォルマートが導入するのは、倉庫の棚から目当ての商品を見つける機能。作業者が在庫棚にスマートフォンを向けると、ピックアップしたいアイテムに緑色のチェックマークがつき、簡単に探し出すことができます。この機能により、商品1点を見つけるのに平均2.5時間要していたところ、42分と3分の1以下に短縮することができました。

自動で要補充アイテムをお知らせ

しかし、ARアプリの機能はこれだけではありません。作業者が欠品を把握し、対象を1つ1つ棚から探すのでは、相変わらず膨大な手間がかかります。この解決のため、店頭の在庫情報と連動。倉庫の棚をスキャンするだけで、店頭に補充すべき(倉庫からピックアップすべき)アイテムを知らせます。

専用のデバイスを使ったり、空間認識を行ったりするARと比較して、このアプリの仕組みは非常にシンプルです。種を明かせば、倉庫の全ての箱にはQRコードのような新しいタグが貼られています。アプリは大量のタグを一度に読み取り、必要なアイテムを発見しているというものです。

ウォルマートによれば、この取組は店頭の欠品を減らすことが目的で、倉庫の人員削減は意図していないとのこと。まずは3,500か所の店舗に展開し、2021年末までに全ウォルマート店舗へ拡大するとしています。

ウォルマートのVR/AR活用に関する記事はこちら。

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(参考)Fast Company

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