フェイスブックは、自社のチャットアプリ「Facebook Messenger」に、「スター・ウォーズ」の最新作「スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け」を題材にした、ARフィルターを含む様々な新要素を実装しました。
今回の「スター・ウォーズ」ARフィルターのリリースは、ディズニーとの提携の元で行われました。ARフィルターは複数の種類(計3種類)が存在しており、バリエーション豊かな“スターウォーズ体験”を楽しむことができます。
ワープエフェクト
第1のARフィルターは、「スター・ウォーズ」を象徴するワープのエフェクトを利用者の周囲に表示させるものです。エフェクトの発生は使用者の口の動きと連動しており、口を大きく開けることでワープ空間(ハイパースペース)に“突入”することができます。
レジスタンスのパイロットに
第2のARフィルターは、レジスタンス(EP7以降に登場する組織)の戦闘機X-ウィングのコックピットとパイロットスーツを模したもの。使用者が頭を動かすと、コックピット内部が見えるほか、口を開けることでバレルロール(回転)アクションが発動します。
頭の動きで変わる“属性”
第3のARフィルターでは、フォースのライトサイドとダークサイド(暗黒面)を体験できます。同フィルターを起動すると、使用者は画面のどちらかを選んで頭部を傾けるよう促されます。画面左側に頭を傾けると、反対側(画面右側)から赤いライトセーバーの発光が表示されます。画面右側に頭を動かすと、青いライトセーバーのエフェクトが画面に現れます。
スター・ウォーズとAR
「スター・ウォーズ」は、以前からARを活用したコンテンツをリリースしているシリーズです。2017年には、レノボのARヘッドセット「Mirage(ミラージュ)」対応のARゲームSTAR WARS/ジェダイ・チャレンジ」がリリースされました、2018年にはシリーズ内に登場するボードゲーム「ホロチェス」が公式配信されたほか、ディズニー・エンタープライズ社が提出したAR関連特許が特許公開されたことが確認されています。
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(参考)Next Reality