【いやしろち 二十四節気 啓蟄】 啓蟄のころ 虫だしの雷が鳴り 巣ごもりのむしどを開く つちの中 虫が目覚める春の足音 虫の声響き 虫がはい出る春の訪れ

suno ai

啓蟄のころ
虫だしの雷が鳴り
巣ごもりのむしどを開く
つちの中 虫が目覚める春の足音
虫の声響き 虫がはい出る春の訪れ
桃のつぼみがほころび
若菜の風に命輝き 花さき始め
なむし モンシロチョウとなる
春の訪れ喜び 新しく命を迎える習い
遠く 若狭 おばま うのせのお水送り
近く 東大寺 二月堂のしゅにえの
お水取り
こんせの罪を懺悔し 五穀豊穣 
無病息災を祈願す
近在松明提灯をかかげ
鉦や太鼓を打ち鳴らし
田のあざを回り虫送り

いやしろち
生きとし生けるものが
生来の元気に戻りしところ
満面の笑顔に素直で正直なてらいのない
素顔 あんじゅうの地
だれでも どこか足の裏に感じる
むずがゆさ
はだしになって初めて感じる
い場所の土の香りと土の感触
い場所の良さは土の上を
心地よい風が吹き
恵みの雨が降り みぞれまじりの雪が積もる
四季の巡りがある風土たる由縁

東を望めばさがんを流れし川よりいでし
青龍の守り神が空高く登るさま

ひるがえってうがんより西に
びゃっこの守り神の歩む道が伸びる
南方に向かうところ前方に低いくぼ地より
羽ばたくすじゃくの守り神あり
北の地の果てに高い丘が見え
頭上の星座にげんぶの守り神あり

しほうふうすいにより因果応報
ばを清め ばを鎮め ばを祓い 
ばを整える事と相成りし 
やくよけとなす

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