フェイスブックの一体型VRヘッドセット「Oculus Go(オキュラス ゴー)」が、北米Amazonのビデオゲームジャンルの売れ筋ランキングで第1位(※2019年12月3日現在は6位)を記録しました。
ブラックフライデーが影響か
「Oculus Go」は、フェイスブックが2018年5月に発売した一体型VRヘッドセット。PCやスマートフォンを必要とせず、ヘッドセット単体で動作するのが特徴です。
今回Oculus Goが北米Amazonでランキング1位を獲得した背景として、アメリカなどで例年11月の第4木曜日から行われる大規模セール「ブラックフライデー」が大きな理由と考えられます。
Amazonでは同セール期間中、Oculus Goの両モデルが通常よりも低価格で販売されました。32GBモデルが149ドル(約16,000円)、64GBモデルが199ドル(約22,000円)に割引。通常は、それぞれ199ドル(約22,000円)と249ドル(約27,000円)となっています。
Oculus Goは、現在のフェイスブックの“主力”であるOculus Quest(オキュラス クエスト)と比較すると、トラッキングは3DoF(※)に留まるほか、搭載されているプロセッサも旧型と性能面では劣ります。にも関わらず同VRヘッドセットがランキング1位を獲得した事実は、「手頃な価格のVRヘッドセットがあればVRを体験してみたい」という層が、今でも多く存在することを示す証拠といえるでしょう。
(※3DoF:デバイスの向きだけを認識するトラッキング。デバイスの向きと位置情報を認識するトラッキング=6DoF)
なお、北米Amazon売れ筋ランキングではOculus Questは42位、Oculus Rift Sは34位に位置しています(12月3日時点)。
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(参考)Road to VR
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