VRヘッドセットを衛生的に使うには? オフィスや展示会でも使える方法・アイテムを紹介
手軽にVRを体験できるVRヘッドセット。個人がVRゲームやアプリを楽しむだけではなく、法人・企業における研修や製品チェックなど、幅広く使われています。
梅雨や夏の時期、VRヘッドセットを使う上で気になるのが衛生面。特に企業の場合、展示会や社内チェックで複数の関係者に使用してもらうケースも。新型コロナウイルスが流行する昨今、VRヘッドセットの「汚れ」対策はひときわ重要になっています。
本記事ではVRヘッドセットを使うにあたり、衛生面で注意したいポイントから、各ヘッドセットごとのケア方法、事前に汚れを防ぐ方法や道具などを解説・紹介します。
目次
1.VRヘッドセットの衛生的に気になる点
2.VRヘッドセットを綺麗に扱うには?
2-1.Oculus製品(Go, Rift/Rift S, Quest)
2-2.VIVE製品(HTC VIVE/Pro, Cosmos)
2-3.INDEX(VALVE INDEX)
3.オフィスや体験会など、不特定多数の人が使うときのコツ
・事前に汚れを防ぐアイテムを使う
3-1.VRカバー
3-2.ニンジャマスク
・使うたびに汚れを拭く(デバイス別)
・定期的にメンテナンスを行う
VRヘッドセットの衛生的に気になる点
VRヘッドセットは体験のクオリティを上げるため、周囲の光が入らないように顔に密着させて使用します。したがって不特定多数の人が使用する場では、顔の脂や汗、化粧などがデバイスのゴムやクッション部分に付着してしまい、衛生的ではありません。レンズの汚れ(※指紋やほこりが付着)も体験の質に関わるため、清潔に扱いたいところです。
また、顔が密着するフェイスクッションに目がいきがちですが、頭頂部から後頭部を覆うヘッドバンドに脂や汗がつくこともあります。
VRヘッドセットを綺麗に扱うには?
では、VRヘッドセットはどう綺麗に扱えばよいのでしょうか? 各デバイスごとに、公式サイトや取扱説明書をベースにご紹介します。
Oculus製品(Go, Rift/Rift S, Quest)
Oculus公式サイトでは、Oculus製品(Go, Rift/Rift S, Quest)をクリーニングする際、以下のように推奨しています。
ヘッドセット:
・ヘッドセットの外側の汚れを取る場合は、乾いた布を使用します。
・ストラップや..