Metaが「セルラー機能つき次世代VR/ARヘッドセット」開発を模索中か。複数ポジションを募集中

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Meta(旧フェイスブック)求人情報から、同社がセルラー機能(携帯電話でも使われている電波を利用して通信する機能)を備えた次世代VR/ARヘッドセット開発を模索している可能性が浮上しました。米メディアUploadVRが報じています。

四種の「アンテナ」「通信キャリア」関連求人が確認される

2022年2月25日時点では、Metaの求人情報から「アンテナ研究者」などの職種や「携帯電話キャリアからの技術認証要件管理」を業務内容に含むポジションが複数確認されており、同社がセルラー機能を備えたVR/ARデバイス開発を検討している可能性が示唆されています。一例として、Metaは以下のようなポジションでの募集を行っています。

Antenna Research Scientist(アンテナ研究者)

「VR/AR製品のためのWi-Fi/Bluetooth/GPS/セルラーとミリ波アンテナコンセプトの開発」を担うポジションとのこと。5GやLTEなどの無線技術を含む「5年以上のマルチバンドアンテナ設計の経験と、大量消費者向け製品の設計・出荷の実績」を最低要件とし、望ましい要件として「キャリア認証プロセスに精通している」「米国連邦通信委員会などの機関からの『規制要件』に精通している」等が挙げられています。

Director, AR Product Quality Engineering(ARプロダクト品質エンジニアリングディレクター)

こちらも望ましい資格に「通信事業者およびFDAの品質要件を満たす製品に関する経験」が挙げられています。

Lead Wireless Carrier Engineer(リードワイヤレスキャリアエンジニア)

「携帯電話キャリアからの技術認証要件管理」を担うほか、対象となるキャリアとの窓口を担うポジションとのこと。望ましい資格には「主要ブランドのハイエンドスマートフォンやウェアラブルなどの携帯電話製品に携わった経験」が挙げられています。

Cellular Firmware Engineer(セルラーファームウェアエンジニア)

「Facebook Reality Labs製品ポートフォリオにおけるサードパーティベンダーのセルラースタック(4G/5G)の統合をカバーする」チームの一員として働くポジションである旨が記載されています。

これらはいずれも、携帯電話の通信機能等に関わるポジションであり、かつその技術をVR/ARデバイスへ盛り込もうという意図が伺えます。

人材争奪戦の激化も。待遇向上が続く

そして、これらの求人情報の発出は競合他社との人材争奪戦が起こり得ることも意味しています。競合他社の筆頭と目されているAppleは、従業員の引き抜きを抑止するために“異常に有利な”ストックオプションを提供していると報じられています。これに対しMetaは「Cellular Firmware Engineer」の給与を「年俸20万9,000ドル、ボーナス、株式、福利厚生」からスタートすることも記載しており、VR/AR関連の人材獲得競争が激化していることを示しています。

(参考)UploadVR
Mogura VRはUploadVRのパートナーメディアです。

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