バーチャル空間に教会を設立して活動するキリスト教団体「VR Church」の現在

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「VRChat」や「Rec Room」などのソーシャルVRサービスを中心に活動している「VR Church(VR教会)」というキリスト教系団体に注目です。

アメリカ人のDJ Soto氏が2016年に設立した団体で、Mogura VRでは2018年にも記事として取り上げましたが、2022年現在も活動を継続中。海外メディアEuronews報道によれば、新型コロナウイルスの流行以降、教会の利用者数は増加傾向にあるそうです。

その洗礼は"本物"なのか?「VR教会」に賛否両論 | Mogura VR

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「VR Church」は、バーチャル空間にキリスト教の礼拝の場を設けることを目的としています。日曜礼拝や聖書研究、ミーティングのほか、洗礼なども執り行います。ボランティアの募集も行っており、グッズも販売中。「PayPal」や仮想通貨を通じた寄付も受け付けているそうです。「ファイナルファンタジーXIV」などで活動する「MMO Church」部門も運営されています。

I Got A Real Priest To Baptize Me In Virtual Reality
A VRChat priest gives Drumsy a real baptism.Check out Syrmor's perspective of this whole thing - join me live -

Drumsy氏の洗礼レポート)

2019年にはYouTuberのDrumsy氏が同教会で洗礼を受け、注目を集めました。他にも公式サイトでは「どのようにしてメタバース内の教会を3日で立ち上げたか」というテーマのウェビナーのスケジュールも掲載されていました。


(画像はVR Church公式サイトより引用)

海外メディアEuronewsは先述の利用者増加について報じつつも、「VR Church」の存在そのものについては、キリスト教関係者の間で様々な議論が行われていることも伝えています。

2018年には、Alfonso Mendoza牧師が米メディアVRScoutのインタビューにコメント。「聖書では、公に信仰を宣言する洗礼の儀式について説明しています。最新技術は確かに多くの人にメッセージを届けるのに役立ちます。しかし、信徒にとって大切なイベントを代替すべきものではありません」という意見を表明しました。

Soto氏は今回Euronewsに対して、礼拝に訪れる人の姿(アバター)は関係なく、メタバースの教会内で真の“魂の繋がり”が行われていることが重要であると説明。「私たちが現在できることは、とてもワイルドです。8年後にはどうなっているか想像できません」とコメントしています。

「VR Church」は、今年2022年で設立から約6周年を迎えます。同団体が今後どのような歩みを続けていくのか、引き続き動向を見ていきたいところです。

バーチャル洗礼を執り行う「VR教会」はひとつの福音? 現実で洗礼が困難な人も受け入れる | Mogura VR

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その洗礼は"本物"なのか?「VR教会」に賛否両論 | Mogura VR

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(参考)EuronewsVR ChurchVRScout

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