ARクラウドのImmersalが測定用ソフト大手のヘキサゴン社に買収

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スウェーデンに拠点を構える測定サービス大手ヘキサゴン(Hexagon AB)は、ARクラウド向けのSDKを提供していたフィンランドのImmersalを買収しました。

Immersalは、空間マッピングとビジュアルポジションニングの技術を保有している、いわゆるARクラウド技術を保有している企業。これまでは開発者向けに、同社の技術を用いたARアプリを作るためのSDKを提供していました。画像認識等により空間をスキャンすることで空間マッピングを行い、アンカーを設置することで、現実空間にARで3Dオブジェクトを表示し、同期することができます。

AIと機械学習による空間認識のためのアルゴリズムと、クラウドサービスを使った位置同期により、かなり高精度のARクラウドが実現していました。国内では、AR企業のMESONと博報堂のプロジェクト「GIBSON」がImmersalのSDKを使用しているほか、国内の開発者コミュニティで勉強会が開かれるなど、注目を集めていました。

今後もImmersal SDKの提供は“続ける”

今回、Immersalを買収したヘキサゴンは、産業向けの測定用ハードウェア、ソフトウェアを提供する測定器業界で最大手のIT企業です。これまでも3次元測定の企業を複数買収してきました。

今回のImmersalの買収を通じて、産業向けに「デジタル情報を重ね合わせて視野を広げることで、文字通り目で見たものをより多く活用できるように」する狙いがあるとのこと。目の前の機器の説明をその機器の横に表示するといった事例を挙げており、ARを使って同社のサービスをさらに充実したものにすることを目的にしていると考えられます。

なおImmersalのチームは解体されることなく、小会社として継続するとのこと。SDKの提供について、Immersalの公式サイトによると、「無料の開発者向けライセンスをはじめ、これまでImmersalが提供してきたすべてのサービスは継続」します。買収を通じて、さらにR&D;やマーケティング、カスタマーサポートを拡充するとのことです。

ARクラウドの技術を保有するスタートアップの買収が相次いでいます。業界最大手とされていた6D.aiはナイアンティックに、Blue Vision LabsはLyftに、Scape Technologiesがフェイスブックに、最近ではUbiquity6がDiscordに買収されました。

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(参考)プレスリリースImmersal公式

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