12月4日(金)エイベックス・テクノロジーズ株式会社と株式会社エクシヴィが、次世代アニメ制作ツール「AniCast Maker」商用版を、VRヘッドセットOculus Quest/Quest 2向けに開発中であると発表しました。
「AniCast Maker」は、バーチャル空間にキャラクターやカメラマンを自由に配置し、それぞれのアバターを使って演技や撮影をすることで、アニメを制作できるツールです。大掛かりな機材が必要なく、ひとりでもカメラマンや役者などを担当できるため、映像制作のハードルを下げられると言われています。

VR空間でアニメを制作できるツールが商用化に向けて進行中 | Mogura VR
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エイベックス 「AniCast Maker」で制作したオリジナルアニメを公開 | Mogura VR
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これまでは、VRヘッドセットOculus Riftが対応していましたが、今回の開発により、最新機のOculus Quest 2でも使用できるようになります。
また12月8日(火)よりオンライン開催される「XR Kaigi 2020」で「AniCast Makerが目指す今とこれから」が講演されます。当日は「AniCastMaker」の開発から得た知見やVRでのアニメ表現などについて、開発関係者が語る予定です。講演の詳細はこちら。
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(参考)プレスリリース