WebARの8th Wallがアップデート、曲面を使ったAR表現や自由度向上

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ARスタートアップ企業の8th Wallは、自社プラットフォーム「8th Wall」のARエンジンを2020年10月下旬にアップデートしました。これにより「Image Target」機能が強化され、缶やカップなどの湾曲した面を使ったAR表現ができるようになりました。

Image Targetは、ラベルや特定の図柄などをマーカーとしてARに組み込める機能。8th Wallでは、 World Tracking(あるいはSLAM)と組み合わせて使用することが可能で、これまでは平面(Flat Image Target)にのみ対応していました。8th Wall社はImage TargetとWorld Trackingの組み合わせによって、様々な可能性を各デベロッパーに提供できる、とコメントしています。


(Curved Image Target + SLAMのデモ映像)

Image Targetに更なるリアルさを付与

World Trackingを使用することで、Image Targetは、最も近い表面を認識します。下のサンプル映像のヤシの木の場合、World Trackingがオフになっている状態だと、ココナッツは、スマートフォンの向きに関わらず、常にスクリーンの下方向に落ちますが、同機能がオンだと、現実世界のように近くの表面(床、机など)に落下します。

より自由度を高く

多くのImage Targetプロジェクトでは、すべてのARシーンがイメージマーカーに接続されていますが、World Trackingを起動すると、同シーンはのImage Targetから分離可能に。マーカーから解放され、ユーザー周辺の表面を使用できるようになります。下の映像例からは、この仕組みによって、Image Targetとして設定されているラベルにぶら下がっているキャラクターが、World Trackingによって、地面に近づくとそこに降り立つ様子が確認できます。

自社製品をWorld Trackingのコアに

Image Targetと World Trackingを組み合わせることで、ラベルなどのイメージマーカーをAR体験のコアにすることが可能です。これは製品ラベルなどを、ARマップ上に置けることを意味しています。

この機能によって、各デベロッパーは自社製品をAR体験のトリガーに設定し、製品周辺にオブジェクトを生成、ARシーンのインタラクティブ要素にすることができます。映像からは、ボトルのラベルがスマートフォンによって認識された後、ARでカボチャが表示される様子が確認できます。

(魚が Image Targetから泳ぎ去るAR)

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(参考)8th Wall Blog(Medium)

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