10000キロを超えて届く ネスレ、工場の遠隔作業支援にAR活用

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食品大手のNestle(ネスレ)は、AR技術の導入を進めています。生産や研究開発の支援、サプライヤーとの協業を遠隔に実施。新型コロナウィルスの影響だけでなく、業務効率上昇やCO2排出量削減を目的に、これまで取組を進めた成果だと言います。

スイスからタイ、中国などをサポート

ネスレは全世界に拠点を持ち、各工場と専門人材を、リモートアシスタントのツールでつないでいるといいます。これにより、現地に行かず工場のサポートが可能。作業の同時並行で、効率を上げています。

用いるツールは、リモートデスクトップ、スマートグラス、360度カメラや3Dソフトウェアといったものです。遠隔地の専門家がARマーカーや映像を用いて現場にアドバイスを行い、製造ラインのセットアップや再設計、メンテナンスや装置メーカーとの機器点検等に活用しています。

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具体例としては、タイの飲料工場での製造ライン新設をスイス本社のR&D;チームが遠隔で支援。計画よりも前倒しで完成にこぎつけました。また中国のベビーフード工場でライン増設を支援した事例や、英国の研究開発チームがサプライヤーと遠隔で協業し、菓子の型をテストした事例もあります。

コロナ以前にもARの取組

2020年現在、新型コロナウィルスの流行で世界的に移動が制限されています。ネスレの取組は物理的な移動の必要性をなくし、この状況に対応するものです。遠隔での業務はますます重要になっていますが、同社はこうしたアプローチは急ごしらえではないと言います。
既にVR技術についても導入を始めており、コロナ以前にも多数のプロジェクトで遠隔ガイドを採用していたということです。

同社CIOのFilippo Catalano氏は、「当社は新型コロナウィルスに対するIT施策として、ARでのリモート支援を早急に実行できました。しかしこれは、突貫工事によるものではありません。我々が規律を持ち、先を見越したアプローチで、業務全般でのイノベーションに取り組んできた成果です」と説明しました。

(参考)Nestle

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