【VR映画ガイド第4回】150万ドル調達で制作されたSF作品の実力は?

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150万ドルを調達して制作されている大規模なプロジェクト

2018年のカンヌ映画祭のVRコーナーでこの作品に出会いました。多くの挑戦的な作品が展示される中、この作品は大変な注目を浴びていました。それもそのはず『Trinity』は150万ドルを調達して制作されている大規模なプロジェクトです。

制作したのはカナダのモントリオールにあるVRスタジオ「UNLTD」。カナダのモントリオールというとVRスタジオでは有名なFelix & Paul Studiosがある地域です。UNLTDの社長であるJohn Hamiltonはカナダ最大の映画配給会社eONEの元社長で、今までの経験を生かしてVR映画に挑戦しています。そんな彼が『Trinity』制作の目的をこう語っています。

「VRは通常、映画のマーケティングに使用されますが、我々は逆のことをしたいのです」

オススメのポイント

人間が長い間絶滅してしまった未来の話で、最後に残ったアンドロイドとAIとの戦いが描かれています。全部で5エピソードのVRシリーズです。

冒頭のアンドロイドとメタリックドラゴンの戦いのシーンから圧倒されます。自分自身がゲームの中に入ったような感覚になり、一気に作品に引き込まれます。さらに作品の中で象徴的に使われるポイントクラウド(位置や色などの情報を持つ3次元データ)の技術は、現実なのかデジタルなのかあやふやな作品の舞台を表現する上で非常に上手に使われています。現在、公開されているのはパイロットエピソードのみですが、この後の展開も楽しみになります。

『Trinity』の1つの大きなポイントは大きな予算を使い、非常に挑戦的な作品を制作したことです。「UNLTD」はこのオリジナルVR作品から、ゲームやテレビその他の映画のプロジェクトに繋げていこうとしています。『Trinity』の新作とUNLTDの今後に期待したいです。

作品データ

タイトル

Trinity

ジャンル

SF

監督

Patric Boivin

公開

2018年

本編尺

約12分

製作国

カナダ

体験可能な場所

オンライン:VeeR、Steam

TEASER

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