大作のインパクト SteamのVRヘッドセット利用数が過去最大の伸び

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2020年3月に発売されたValveのVRゲーム「Half-Life: Alyx」。発表当初から注目を集めた話題作は、PC向けゲームのプラットフォームSteamのハードウェア利用状況にも大きなインパクトをもたらしています。4月の調査では、過去最大となるVRユーザーの急増が見られたのです。

増加ヘッドセット数は95万台近く

Stramが毎月公開している2020年4月のハードウェア利用状況調査は、初めて「Half-Life: Alyx」のインパクトを示すものとして期待されていました。蓋を開けると、VRヘッドセットの利用者率は過去最大の伸び幅。前月の1.29%から1.91%へと急拡大しました。これまでに最大の増加を記録していた、2019年ホリデーシーズンの3倍近い増加です。

このパーセンテージを用いた表現では理解しづらいため、メディアRoad to VRは過去のデータを用いて独自の分析を実施。デバイスを利用する人数の推計を行っています。推計に基づくと、2020年4月に増加した接続VRヘッドセット数は95万台近く、合計数量をおよそ270万台に押し上げたということです。

シェア躍進は一体型のQuest

VRヘッドセット別に利用率の変化を見ると、興味深い傾向があります。シェアを最も伸ばしたのは、なんと一体型VRヘッドセットのOculus Quest。PC向けではありませんが、「Oculus Link」によりPCと接続してOculus Rift向けのPCVRゲームをプレイ可能です。Questユーザーが「Half-Life: Alyx」をプレイするためにPC接続したと見られ、シェアは前月からプラス3.14ポイントの6.03%です。

一方で大きくシェアを落としたのが、Oculusの最新PC向けヘッドセットOculus Rift Sです。前月からマイナス5.08ポイントの21.95%となりました。Road to VRはこの背景を、Rift SユーザーでSteamを利用していない人は少なく、伸びしろがなかった、と分析しています。実際に、Oculus Rift、Windows Mixed Reality系ヘッドセットといった古い機種ではシェアが微増しています。「Half-Life: Alyx」リリースを受けて、久しぶりにデバイスを繋ぎ、VRをプレイしたユーザーが現れたのかもしれません。

Steamによる月例のハードウェア利用状況調査は、ユーザーへの調査に基づく、ゲームを遊んでいるPCのグラフィックボードなどのハードウェア、またOSなどのソフトウェアに関する統計です。

本調査はPCに”接続されている”デバイスを示すもので、機器が実際に利用されているのか、またいつ購入したものなのか、は不明です。さらに調査はSteamでの利用に限るもので、任意参加となっています。他プラットフォームの公式ストアにおける利用数は含まれていないため、市場全体のシェア率を直接推定するには不十分なことに注意が必要です。

話題続く「Half-Life: Alyx」

「Half-Life: Alyx」発売までの歩み、最新の動向やレビューはこちらの記事から。

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(参考)Road to VR
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