「ポケGO」のナイアンティックが大型買収 ARクラウド最有力の6D.ai

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「ポケモンGO」などの開発で知られるナイアンティックは、アメリカのARスタートアップ6D.aiを買収しました。同社のブログで発表されています。ナイアンティックは、6D.aiのチームとともに、世界の動的な3Dマッピングを進め、全球規模のAR体験の実現を目指します。

6D.aiは、オックスフォード大学のラボからスピンアウトして2017年に創業しました。オックスフォード大は、ARの基盤技術となるSLAM、コンピュータビジョンの研究で知られています。6D.aiは、コンピュータビジョンベースの技術を保有し、ARクラウドを実現するための要素技術を保有し、開発者向けにAPIを提供してきました。スマートフォンを使い、空間の構造を把握し、3Dマッピングを行い保存します。ナイアンティックによる買収後は、現在公開しているSDKを30日間は使用可能にしていますが終了し、ナイアンティックのプラットフォームに統合していくとしています。

ナイアンティックは買収を発表したブログで、「現時点、そして将来のARハードウェアに向けて、すべての開発者が利用できるARプラットフォームに一歩近づいた」と記載しています。同社は、「ポケモンGO」、「ハリーポッター 魔法同盟」などのARゲームを提供しながら、現実世界によりシームレスに融合し、インタラクティブな体験が可能なARシステム「Real World Platform」の構築を進めています。

ナイアンティックが実現を目指す「Real World Platform」は、ARのゴールであり、現実空間とデジタルな空間を同期するARクラウドと呼ばれる技術が不可欠です。2018年初にはARクラウドを研究開発していたEscher Realityを買収しています。

ARクラウドの実現に関してはARの主要なプレイヤーが様々なビジョンを掲げ、取組をスタートしています。Magic LeapはMagicverseという名称のプラットフォームを整備し2020年春から開発者向けにツールを提供します。FacebookはLivemapsと呼ばれるAR向けのシステムを研究開発しており、2020年2月にはイギリスのARクラウドスタートアップScape Technologiesを買収しました。

数あるARクラウドのスタートアップの中でも最も技術力に長けているとされていた6D.ai。ナイアンティックが6D.aiのチームとどのような取組を展開するのか、注目です。

(参考)Niantic6D.ai

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