「ゴールデンアイ 007」オマージュのVRFPSがQuest向けに制作中

#ホロの試練

「Half-Life Alyx」の発売が間近となる中、ある開発者のグループがOculus Questで「ゴールデンアイ 007」にインスパイアされた新作VRFPSの制作に取り組んでいることが話題を呼んでいます。

ゴールデンアイ 007」は1995年上映の映画「007 ゴールデンアイ」を原作にした、1997年発売のNINTENDO64向けゲームソフト。販売を任天堂、開発を「スーパードンキーコング」シリーズで知られるイギリスのゲーム開発会社「レア」が担当し、全世界で800万本以上を売り上げる爆発的な大ヒットを記録しました。日本国内でも、FPSというジャンルを一般に知らしめた名作と知られ、特に最大4人まで参加可能な対戦モードは今なお語り草になっています。2011年には、Eurocom開発の現代リメイク版がWii向けに発売されました。(※海外では後にPlayStation 3、Xbox 360、PC版も発売)

00Quest
Very early stages of our Goldeneye inspired game where you play your favorite 00 agent. Here we are testing out some of the IK movements and physically walki...

(上記動画は2020年2月7日時点のバージョン)

今回、Quest向けに制作されているのは「00Quest」と名付けられたもので、「ゴールデンアイ 007」で最も象徴的なマルチプレイに焦点を当てた特化型。シングルプレイのミッションモードは収録されない模様です。ゲームプレイも、銃火器や007シリーズお馴染みの秘密兵器を用い、相手との銃撃戦に興じるNINTENDO64版準拠のもの。グラフィックも当時の雰囲気を再現する意図で、ローポリゴンを採用した独特なものになっています。

(敵は登場せず。武器も「サイレンサー付きワルサーPP7」の最大発射弾数がNINTENDO64版と異なります。)

開発チーム「The Dev Den」のFacebookRedditYouTubeチャンネルでは、制作過程を進捗する動画も公開中。NINTENDO64版のミッションモード、対戦モード双方に登場した「化学工場」のステージがVRで再現されており、実際に動き回れる様子が確認できます。同ステージの象徴である男子トイレ、木箱、化学実験室など、ロケーション周りも忠実に再現されており、原作を知る人であればニヤリとしてしまう仕上がりです。操作系もVR向けにアレンジされており、ハンドトラッキングもサポートしているとのこと。

非公式の作品のため、VR版「ゴールデンアイ 007」としてリリースするのは困難を極めると思われます。ただ、開発チームは新作として制作に取り組んでいるため、最終的にはオリジナルのVRFPSとしてお披露目される可能性が考えられます。ここからどのようにゴールデンアイオマージュの新作へと変化するのか、チームの動向が注目されます。

(参考)UploadVR