建設図面をARで効率化、英スタートアップが約6.7億円調達

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イギリス・ロンドンのスタートアップXYZ Realityは、シリーズAラウンドで570万ユーロ(約6.7億円)の資金調達を行いました。“世界初となるエンジニアグレードのARデバイス”を謳うHoloSite開発を進め、建設工事の損失を防ぎます。

今回調達した資金は、技術チームの人員倍増、開発グループの増強に用いられます。ユーザー体験の更なる向上を図るとのこと。

損失は平均95億円超

XYZ Realityが手掛けるのは、建設現場の設計データをAR化する技術です。建設工事を行う際、建築物はまず3Dで設計されます。その後データを2Dの平面図に変換しますが、この工程の非効率さが問題になっています。調査によれば、8割の建築工事が”許容範囲外”になり、プロジェクト費の7~11%は無駄になるとのこと。金額にすると、大規模プロジェクトでは平均8,030万ユーロ(約95.4億円)にも上ります。

これに対し、XYZ RealityはARを用いた解決策を提案します。同社のARデバイスHoloSiteを使うと、作業者は建築物の情報をリアルタイムに3Dで確認可能です。その誤差は、わずか5ミリ。現場と設計サイドのフィードバックが、92%改善されると謳います。

人員増強、国外へサービス展開

同社CEOのDavid Mitchell氏は、「人は通常3Dで世界を見ているのに対し、2Dは不自然な表現方法である」と説明。HoloSiteを使えば3Dのみで建設工事を進められるため、エラーを防げる、と語りました。

また出資を主導したAmadeus Capital PartnersのパートナーNick Kingsbury氏は、「提供した資金により、XYZ RealityはARクラウドとソフトウェアプラットフォームの開発を進める。EU市場から米国とアジアにサービスを拡大する」と述べました。

(参考)EU-Startups

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