本気のダンスで滝汗確実! 「スペースチャンネル5VR」体験してみた

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1999年にセガから発売されたドリームキャストのリズムアクションゲーム「スペースチャンネル5」。個性的なゲームシステムや世界観、伝説的エンターテイナーのマイケル・ジャクソン氏の出演で話題を呼んだ作品です。2019年には生誕20周年を迎え、今なお日本を問わず、海外でも末永く愛され続けています。

そのシリーズ最新作「スペースチャンネル5 VR あらかた★ダンシングショー」が遂に登場しました。VRで体験できる作品で、これまで「闘会議2018」や「東京ゲームショウ2019」といったイベントに出展されています。

本作の開発を担当している「グランティング」にてメディア先行体験会が開催されました。そこで著者は最終形たる製品版を体験できましたので、その模様を”ギュンギュン”レポートします!

そもそも「スペースチャンネル5」シリーズとは?

まず「スペースチャンネル5」の紹介を。オリジナル版はドリームキャストでしたが、後にPlayStation 2でも発表されています。Enhance代表の水口哲也氏(開発当時セガ所属)がプロデュースを担当したゲームとしても知られます。

舞台は25世紀の未来。ある日、突如現れた謎の宇宙人「モロ星人」によって、人々がヘンテコに踊らされる怪事件が発生。この一大事をキャッチした宇宙テレビ局「スペースチャンネル5」は新人リポーター「うらら」を派遣し、モロ星人が現れた現場への突撃レポートを敢行。踊って、(人々を)救出して、視聴率を上げていく…という一風変わった……いや、変わりすぎなストーリーが描かれます。

ゲーム内容はシンプル。モロ星人たちが見せる動きに合わせ、タイミングよくボタンを押していくだけ。しかしステージが進むにつれ、モロ星人の動きは複雑になり、押すタイミングも難しくなっていきます。プレイヤーの短期記憶力も試されるため、操作中の脳ミソはフル回転状態。独特すぎるやり応えを秘めています。

キャラクター達も全体的にぶっ飛んだものばかり。ストーリーもリズムゲームに合わせて進行するため、どことなくミュージカルを見ているかのような気分に。ディスコ調の音楽もクセになる楽曲満載です。何よりキャラクター達が見せるダンスも言葉では表現しにくいおかしさが詰まっています。

VRバージョンで変化した点は?

そんな「スペースチャンネル5」をVR化させたのが、今回の「スペースチャンネル5 VR あらかた★ダンシングショー」です。開発は初代「スペースチャンネル5」でアシスタントプロデューサーを務めた岡村峰子氏が代表を務める「グランティング」が担当しています。

当初は2019年にリリースが予定されていましたが、同年12月3日、さらなる品質向上を目指す目的で2020年早春への延期が発表。その間もVTuberたちがゲスト参加した特別番組が放送されるなど、発売に向けて盛り上がっています。

基本的な内容は元の「スペースチャンネル5」と一緒です。しかしリズムゲームパートはコントローラーを手に持って実際に身体を動かすスタイルへと一新されました。まさにゲームの世界同様に踊ってモロ星人たちと戦う展開が楽しめます。

ストーリーも全く新しい展開となり、新キャラクターも登場。主人公はプレイヤーの分身に当たる「新人リポーター」。オリジナル版の主人公「うらら」は先輩リポーターとして登場し、モロ星人との戦いをサポートしてくれます。

実際に身体を動かしてダンスしていく作りを踏まえた「カロリー」も表示。思いっきり身体を動かせば動かすほど、高い効果が得られるとのこと。ゲームモードも本編だけでなく「アーケード」「100問連続バトル」などを収録。豊富な遊び方で楽しめるようになっています。

恥ずかしくともダンスは本気で踊るべし!

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さっそく体験開始。現場にはグランティング株式会社代表取締役・プロデューサーの岡村峰子氏と有限会社ジャムズワークス取締役の安藤摂氏が同席しました。

実を申しまして筆者、「スペースチャンネル5」のプレイ経験がありません。しかし世界観に関しては、2012年発売の「プロジェクトクロスゾーン」経由で知り、最低限の知識を得ています。今回のVR版も、2019年の東京ゲームショウで「DEEMO Reborn」の隣ブースに展示されていたのを眺めていたので、心構えはできていました。

しかし今回体験した最新版は3回間違えればゲームオーバーという条件で、関係者たちが見守る中、全力で踊ることになりました。

ちなみにステージ2、ステージ3は今回初公開。宇宙船を追跡するシーンはシューティングゲーム色が強く出ていました。演出的には非常にVR映えするシーンが多く、バックに流れる音楽も相まってテンションもアゲアゲな雰囲気です。

プレイしてまず感じたのは、非常に歯ごたえのあるゲームであること。モロ星人の動きを真似して踊るのですが、アクション数が多く、テンポも速め。ステージ1の時点でミスを連発して、何度かゲームオーバーになってしまいました。中でもステージ3は次々と隕石が押し寄せるシーンがハードでした。

現状難易度変更はないとのことですが、純粋に踊りを楽しみたい人に向けた「無敵モード」がオプションに搭載されるそうなので、ビギナーにも安心です。

また全体的に激しく踊りながらプレイするので、かなりカロリーを消費できそうです。実際、ステージ2と3は本腰を入れれば、結構身体を鍛えられるのではと思えるシーンが多々ありました。日頃の鬱憤が溜まっている人なら、ストレス解消になるかも。累積カロリー記録機能もあり、5人まで登録可能。家族や友人とカロリー消費量で競い合うといった遊び方もできるようです。

なお、著者は関係者の視線があまりに恥ずかしく、徐々に省エネな動きでプレイするように。結果的に消費カロリーは最小限に留まってしまいました。やはり真面目に踊った方が楽しいのは言うまでもありません。岡本氏いわく「ダンスは本気で! 恥ずかしいときは誰もいないところで」とのこと。恥ずかしがってすみません…

プレイするときは念のためスペースを広めに。主に攻撃を避ける際の動作は左右に身体を動かす(厳密には頭の動きを判定しています)ので、周囲に物がないか、事前に確認しておきましょう。

大型企画が続々進行中!

本作を体験された方々からの反応は上々で、特に女性プレイヤーが積極的にプレイしているとのこと。プレイ後の感想も「20年も前のゲームなのに古さを全く感じさせない」「今だからこそ新しい」との声が届いているそうです。実際、本編に出演された声優の中島由貴さんが幼い頃に「スペースチャンネル5」をプレイされており、若い世代からの注目度も高いようです。

また「東京クロノス」や「Last Labyrinth(ラストラビリンス)」などの気合の入ったVRゲームが出てくるようになり、PlayStaiton VRの購入者数も増えてきている昨今、本作のように気軽に遊べて、笑いながら楽しめるゲームの存在もアピールしていきたいと、安藤氏、岡村氏が共に語っていました。

本作はPlayStation VRのほか、HTC VIVE、Oculus RiftなどのPCVR向けに提供されます。配信スケジュールとしては先にPlayStation VRがリリースになります。安藤氏によれば発売に向けて様々なプロモーションを計画しているそうです。先に行われた20周年生放送以外にも、地上波番組での宣伝や「Gatebox」とのコラボなどを検討中とのこと。VTuberのダンスコンテストの開催も考えており「発売に向け、ブームの火を絶やさないようにしたい」とコメントしていました。(「MoguLive」でダイエット企画に挑戦するいう案も持ち上がりましたが果たして…!)

PSVR版は2月26日に発売されました。20周年の節目にVR対応という大きな進化を遂げる「スペースチャンネル5」。発売に向けたコラボレーションの展開も含めて、今度の動向から目が離せません。

執筆:シェループ

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