世界銀行がVR動画を制作。VRで貧困問題を伝え、解決のきっかけに

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国際開発金融機関である世界銀行(The World Bank)が、世界の貧困問題を解決するための手段のひとつとして、VR動画を制作・公開しました。動画を通じ、貧困層の状況を世界中の人々に知ってもらうことで、問題解消のきっかけづくりを狙います。

VRの力で世界の貧困に立ち向かう

世界銀行は189の加盟国で構成され、世界の130以上の地域にオフィスがあります。世界銀行グループは「2030年までに極度の貧困をなくす」「各国の下位40パーセントの人々の所得を引き上げ、繁栄の共有を促進する」という2つの目標を掲げて活動しています。

現在、世界の30億人が1日あたり2.50ドル(約271円)未満で生活しています。その中には極度の貧困状態とされる1日あたり1.25ドル(約135円)未満で暮らす12億人も含まれます。また、世界銀行グループが課題とする脆弱性、紛争、暴力(Fragility, Conflict & Violence。FCV)の問題は低所得国のみならず中所得国にも影響を及ぼしています。

この問題を解決するための施策として、世界銀行は「Preventing Conflict, Promoting Peace」と題した動画を制作・公開しました。

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動画の舞台はテロや隣国との紛争が続くアフリカのニジェール共和国。動画は通常の2D映像で見ることもできますが、VRヘッドセットを通じてVR動画として体験することができます。


(画像提供:世界銀行グループ)

世界銀行グループは公式声明の中で「FCVは地域開発の進行をおびやかし、そこで暮らす人々をさらに貧困に追い込む可能性があります。ニジェールは、労働者の80%が農民であり、気候変動が農業に深刻な影響を与えている国です。1人当たりのGDPは世界で3番目に低く、紛争国にも接しています」と述べています。

世界の貧困問題解決には世界各国の協力が不可欠

FCVに苦しむ国々での紛争は2010年の初めからさらに増大中です。気候変動、不平等の拡大、人口動態の変化、新技術、不正な金融の流れ、その他の世界的な傾向なども加わり、さらに不安定な環境を作り出しています。

世界銀行は、予防の重視と早期行動でFCVへの対応を進めています。また、活発な紛争の間、および平和への移行を行っている国々においても関与を続けています。食糧不足への対策など、困難な環境の改善には地域開発や安全保障での協力が不可欠としています。

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(参考)VRScout
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