ブラウザで専用アプリいらず WebARの8th Wallが新たな開発ツールをリリース

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カリフォルニアのスタートアップ8th Wallは、クラウドベースのWebARオーサリング・ホスティングツールをリリースします。マルチユーザーによる編集や、同プラットフォーム内で制作からホスティングまで完結する仕組で、市場へのARコンテンツ配信をスピードアップする狙いです。

ブラウザ向けARプラットフォーム開発企業

8th WallはiOSやAndroidを搭載した複数のスマートフォンに対応するARプラットフォームを開発しています。アップルの「ARKit」、グーグルの「ARCore」といった各社が提供するARプラットフォームとシームレスに連携します。スマートフォンを問わず、同じアプリケーションが動作します。

2018年には、800万ドルの資金調達を行いました。

ARコンテンツ開発を手軽かつ迅速に

今回発表したプラットフォームは、既存及び新規顧客双方をターゲットとしたもの。ブラウザベースでARが体験できるWebARを、複数ユーザーで同時に編集、公開可能です。8th Wallが提供するテンプレートを利用すればより効率的なコンテンツ作成ができるほか、サードパーティのソフトウェアやサーバーの設定も不要です。ブラウザで体験できるARを、手軽かつ迅速にリリースすることができます。

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既にアーリーアクセスのパートナー企業からは、女優のサラ・ジェシカ・パーカーをモデルにした下着ブランドのキャンペーンコンテンツが配信されました。

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世界29億台以上のデバイスに対応

ブラウザベースのWebARのメリットは、専用アプリのダウンロードが不要な点です。例えばQRコードをスキャンするといったシンプルな操作で、多くの端末からアクセスが可能です。対応デバイスは世界に29億台以上存在するということです。これは、ARCoreやARKitがベースのARネイティブアプリ対応端末の、2倍に近い数字だと言います。

「8th Wallのオーサリング・ホスティングプラットフォームは、ブラウザベースのAR制作におけるゲームチェンジャーです」と同社創設者でCEOのErik Murphy-Chutorian氏は説明します。「我々は昨年のサービス開始以来、SLAMとマーカーベースのARエンジンにより、パートナー企業や開発者のWebARに貢献してきました。しかしこれまでのツールにはサードパーティのソフトウェアや、配信のためのホスティング環境が必要でした。今回のリリースにより、顧客はWebARプロジェクトの制作からホスティングまで、ワンストップで行うことが可能になります」

価格はエージェント向けが月額99ドルから。詳細は8th Wall公式ウェブサイトで公開しています。

(参考)VRScoutRoad to VR
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