米国・ワシントンを拠点とするスタートアップRealmaxは、新型ARヘッドセット「REALMAX 100」をリリースします。同時にKickstarterでクラウドファンディングを開始。約100度の広視野角や、AR/VR切替可能といった特長を打ち出しています。
2020年1月7日公開
Realmaxによる新型ヘッドセットのお披露目は2020年1月7日、ラスベガスで開催されるCES 2020の場を予定しています。製品出荷はKickstarterでの出資者向けに行われる見通しです。
広視野角やバッテリー寿命もウリ
REALMAX 100の特長としては、取り外し可能なバイザーを使い、AR/VRの切替ができる点や、100.8度という広い視野角が挙げられます。既存のデバイスと比較すると、例えばマイクロソフトのHoloLens 2は対角52度、Magic LeapのMagic Leap 1は推定で対角50度程度です。

またユーザーの利便性を高めるのが、長いバッテリー寿命です。フル充電からは5時間の稼働が可能で、待機時間も100時間となります。加えて、眼鏡をかけたままでも使用できるその形状。専用のレンズ等を用いず、どのユーザーでも使用できる、と謳っています。
クラウドファンディングの詳細(原稿執筆時点未公開)やREALMAX 100の仕様については、こちらのメーカーサイトから。
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(参考)COMMERCE GAZETTE