中国のスマートフォンメーカーOPPOは、自社の公式Twitterで新型AR(MR)ヘッドセットを発表しました。
詳細なデータは不明
OPPOのARヘッドセットには、ハンドジェスチャーの認識機能のほか、ボイスコマンド機能が実装されます。前面には魚眼レンズカメラが2台搭載されており、広範囲のFOVを実現します。
海外メディアDigital Trendsによれば、「前面にはもう1台カメラが存在し、併せてToF(Time of Flight)センサーも導入されている」とのこと。これらのデバイスは距離測定に使用されます。なお2019年12月12日現在、同デバイスの解像度など、詳細な仕様は明らかになっていません。
OPPOは2003年に中国・広東省で創業。同社のスマートフォン事業は国内外で展開されており、日本にも2017年、現地法人のオッポジャパン株式会社が設立されています。なお、オッポジャパン株式会社は2019年7月、ARグラスのデモを神奈川県で実施しています。
HoloLens 2と似たデザイン
Digital Trendsは、新型ARヘッドセットがマイクロソフトのMRヘッドセット「HoloLens 2」と類似したデザイン(バイザー部分のデザイン、固定用のバンドや額用レスト)を有していることを指摘します。
同メディアによれば、このデザインは「家庭や工業部門向けの設計」とのこと。OPPOは新型ARヘッドセットのユースケースとして、家庭でのARコンテンツ体験を挙げています。
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(参考)Digital Trends