中国の360度カメラメーカーKANDAOの「QooCam 8K(クーカム)」が12月に発売予定です。11月13日から15日まで幕張メッセで開催されていた「2019年国際放送機器展(Inter BEE 2019)」でも展示されていた同製品の特徴と魅力を紹介します。
8K画質のコンシューマー向け360度カメラ「Qoocam 8K」
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世界最小を謳う360度VRカメラ
「世界最小の360度VRカメラ」を謳うQooCam 8Kは、片手に持てる大きさながら8K/30fpsと4K/120fpsの映像を撮影できるほか、4K/120fpsから最大8倍となる4K/960fpsのスローモーション動画を生成することもできます。
撮影はタッチスクリーンで
同製品は2.4インチのタッチスクリーンを備えており、スマートフォンを使わずに撮影が行えます。スクリーン上で撮影時のプレビューの確認はもちろん、FOVやISOなどといったパラメーター調整も可能。また、手ブレ補正機能「Super Steady」の搭載により、撮影時の手ブレを抑えています。
撮影した動画はアプリひとつで編集可能
スマートフォン用のQooCamアプリを使うことで、撮影後した映像をその場ですぐに編集可能。Kandao独自のSmartClip機能には10種類以上のスマートクリップテンプレートも用意されているので、初心者でも簡単に360度映像が編集できます。
また、PC用の編集ツール「QooCam Studio」も提供(Windows/Mac対応、無償)。映像のバッチ編集やAIスローモーション動画の生成など、より高度な動画編集が行えます。
発売予定は12月、価格は6万7100円
QooCam 8Kの発売予定は12月で、価格は6万7100円(税込)。予約専用商品で、注文は公式サイトから行えます。また、2019年12月11日までに予約すると無料で自撮り棒も付いてきます。
製品スペック
動画(360°) |
7680×3840(30fps)、10bit/3840×1920(30fps/60fps/120fps)、10bit |
静止画(360° |
7680×3840、12bit DNG(RAW)/リアルタイムRAW+(16bit DNG 出力) |
センサー |
1/1.7、2000万画素 |
デイスプレイ |
2.4インチタッチスクリーン |
動画ファイル |
H.264/H.265 |
音声ファイルフォーマット |
PCM |
記録メディア |
64GB EMMC内蔵、外部SDカードも対応可(最大256GB) |
USB接続タイプ |
USB Type-C |
Wi-Fi |
2.4G / 5G、有効距離15m |
バッテリー |
3000mAhリチウムポリマーPD急速充電 |
IMU |
6軸ジャイロスコープ |
スピーカー |
内蔵 |
マイク |
内蔵、3.5mm外部マイクも対応可 |

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