10月8日(金)フェイスブックが新たなソーシャルVRサービス「Horizon Worlds」を発表。その世界観を紹介するイメージトレーラーをYouTubeで公開しました。
「Horizon Worlds」は、これまで発表されていた「Facebook Horizon」が名称変更したもので、ユーザーはVRヘッドセットを装着し、自分で作成したアバターでバーチャルワールドに参加できるというサービスです。
2020年8月からβ版の受付申し込みが行われていました。
公開されたトレーラーでは、ユーザーたちが作業場のようなワールドで会話をしていたり、瞑想コーナーに集合したり、ショップで買物を楽しんだりといったシーンが映しだされています。また「PVP」「Puzzle」といったコーナーも見られることから、ゲーム体験もできるようです。
注目すべきは、映像後半で紹介された「ワールドクリエイトツール」です。クリエイターがVR空間内にいながらワールドを自作できる機能で、コントローラーでメニューからオブジェクトを取り出して、拡大縮小させながらワールド内に設置しており、直感的なワールドづくりができそうです。
今回の発表に合わせて、フェイスブックはクリエイター支援ファンドを設立し、「Horizon World」クリエイターを対象に最大10,000ドル(約111万円)賞金のコンテストなどを行う予定となっており、これから「ワールドクリエイトツール」を利用したさまざまなワールドが登場すると予想できます。
フェイスブックがソーシャルVR「Horizon Worlds」のクリエイター支援ファンド設立、約11億円規模 | Mogura VR
MoguraVR
ゆくゆくは「VRChat」や「Roblox」のような魅力的なワールドの充実しているプラットフォームへと成長するかもしれません。現在、招待制のβ版がテスト中となっていますが、正式リリースに注目したいところです。
イメージトレーラーはこちら。

(参考)フェイスブック