グーグルは、Android向けARアプリ「Sodar」をリリースしました。アプリを起動すると、端末の周辺をカメラでチェック。2mの円を表示し、新型コロナウイルス対策に重要とされている「距離」を確保できます。
「Sodar」は「WebXR」を活用して制作されたアプリ。人が密集する場所などで、他者との距離を適切に調整することができます。アプリはAndroid端末でこちらのリンクにアクセスすることで使用可能。Webブラウザからそのまま使えるため、ソフトウェアのダウンロード等は必要ありません。
ARを新型コロナウィルス対策に活用する試みは、各方面で行われています。2020年4月初旬には、スマートフォン向けカメラアプリ「スナップチャット(Snapchat)」で、「ソーシャルディスタンス」確保を補助するARアプリ「My Social Distance」が登場。その先日には、USA TODAYが、「Flatten the Curve」(直訳:「曲線を平らにする」)という名のARコンテンツを公開しました。
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(参考)9to5Google