SNS「インスタグラム」で、美容整形手術を連想するARフィルターが将来的に削除されることが明らかになりました。
整形関連フィルターの承認も中断
今回の発表はフェイスブックが提供する「Spark AR」に関する告知として行われました。「Spark AR」は、同社が開発したARエフェクトツールです。2019年8月にインスタグラム向けのオープンベータ版がリリースされました。
フェイスブックの発表
インスタグラムのエフェクトギャラリーから、美容整形手術を連想するエフェクト(ARフィルター)が将来的に削除されます。整形手術に関連する(ARエフェクト)の承認は延期されるほか、規約違反の(AR)エフェクトの削除も続行されます。
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fix me filter just out – come live your plastic surgery fantasy
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人気フィルターも削除されるか
2019年10月24日時点では、フェイスブックは、美容整形手術関連のARフィルター削除に関する具体的な手順や削除日時などは発表していません。削除の基準や、フィルターの製作者に前もって通知が行われるのかも不明です。
現在、インスタグラムでは「Plastica」や「Bad Botox」、「Fix Me」など美容整形手術に関連するARフィルターが広く流行しています。米メディアMicによれば、「Bad Botox」は、同SNSユーザーによって累計1億回使用されているとのこと。仮にフェイスブックが厳格に削除を行った場合、これらのフィルターもインスタグラムから取り除かれると推測されます。
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Probably the best use case for beauty3000 filter with @sheidlina
#nofilterwithoutyou
Johanna Jaskowskaさん(@johwska)がシェアした投稿 –
スナップチャット、インスタグラム……「顔のAR」は市場を変える?
MoguraVR
10億人以上が体験、フェイスブックのARアプリ「Spark AR」がリリース
MoguraVR
(参考)Mic
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