イギリスの王立造幣局は、ARに対応した50ペンス硬貨を発売しました。恐竜をモチーフにしたこの硬貨は、王立造幣局のアプリを使うことで、それぞれの恐竜についての映像や情報などをARで見れる仕組みです。
記念硬貨にAR、考古学への貢献
今回販売開始されたAR対応の“恐竜硬貨”は、イギリスの考古学への貢献を記念し、ロンドン自然史博物館の協力を得て制作されました。デザインは「イグアノドン」「メガロサウルス」「ヒラエオサウルス」の3種類です。海外メディアEvening Expressによれば、王立造幣局のアプリを使うことで、AR機能が使えるとのこと。
王立造幣局のClare Maclennan氏は、今回のAR硬貨の発売について以下のようにコメントしています。
硬貨にAR技術を組み合わせるというのは、王立造幣局としては初めての試みです。我々は今後もコイン収集という体験を、より豊かで革新的なものにしていきたいと考えています。
2020年2月、イギリスではARレンズ(フィルター)に対応する新紙幣が発行開始されました。今回のAR硬貨の登場は(記念硬貨ながら)この流れに続くものと言えるかもしれません。
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(参考)Evening Express